子育てパパの単身赴任ブログ運営者の市川です!
あなたは、1人でホテルに泊まる時、明かりを消して寝れますか?
明かりを消す、消さないは、もちろん人の好みにもよりますが、室内の明かりは消した方が、良く眠れると思います。
しかし、慣れないホテルや、引っ越したばかりのアパートでは、明かりを消して寝るのは、少し「怖さ」もありますよね?
私は、独身時代も一人暮らしをしていたのですが、案外、怖いもの知らずでした。
しかし、単身赴任での一人暮らしは、妙に怖いんです。
今回は、その理由を私の実体験(恐怖体験)に基づき、ちょっとお話させていただきます。
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目次
一人暮らしの怖い体験談「独身時代編:夜逃げした格安アパート」
学生時代、田舎から上京した友達が、たくましく一人暮らしをする姿は、当時の私にとって、「憧れ」以外のなにものでもありませんでした。
したがって、就職先選びの条件に、「一人暮らしができる」という希望があったのも事実です。
そして就職!憧れの一人暮らしを手に入れることができたのです。
そんなアパートは・・・、
なんと、前の住民が夜逃げしたところで、家財道具一式が残っていたという物件。
大家さんとは家財道具一式を引き受けることを条件に、家賃も通常よりも安く交渉ができたのを覚えています。
また逆に、家財道具一式なかった自分には、むしろ好都合で、布団などは来客の際、こっそり使わせてもらっていました(-_-;)。
(さすがに洋服や数珠は、大家さんに引き取ってもらいましたが~)
しかし、今、考えると夜逃げした人が、どんな人かも知らず、さらに、そのアパートの部屋の鍵を持っていることから、いつでも夜逃げした人は部屋に戻れる環境でした。
でも、憧れの一人暮らし!喜びで、そんな怖さは、どこかへ吹き飛んでいました。
一人暮らしの怖い体験談「独身時代編:コウモリ屋敷」
しかし、このアパート、引越し当日から、色々な事が起きるのでした。
まず、引越し当日、雨戸を開けようとしたら、戸袋に100匹以上のコウモリを発見!大量の糞と、コウモリを、棒でかき出すこと3時間!
まさに、記念すべき憧れの一人暮らしは、悪戦苦闘の作業から始まったのです。
そして最後には、雨戸を引き出すとコウモリの赤ちゃんが、ホラー映画のごとく、10匹程、うごめいていました。
かわいそうではありましたが、そのまま玄関の外へ出し、見て見ぬふりをした(-_-;)。
最終的に戸袋にはガムテープで、強力にふさいだのですが、毎晩、巣に戻ろうとするコウモリの襲撃が1カ月は続いたと思います。
ちなみに、真夜中には、窓にコウモリがぶつかるような音が絶えません。
そして朝起きると、戸袋を、ふさいでいたガムテームがコウモリの爪でビリビリに!
まさに、コウモリ屋敷!
それでも、憧れの一人暮らし!喜びで、そんな怖さは、どこかへ吹き飛んでいました。
一人暮らしの怖い体験談「独身時代編:屋根裏の猫」
コウモリの襲来が治まった頃・・・
このアパートの造りは、2階建ての、超長屋タイプ(同じフロアには20件?)なんです。
(当時で築40年だったと思います)。
そして毎晩、屋根裏をネコが走り回るのですが、それがダイナミックなんです。
どうも屋根裏は全室繋がっているようで、端から端まで全速力で走ってくるのです。
まさに、遠いところから走る足音が聞こえはじめ、自分の部屋の屋根裏をダイナミックな音をたて、また遠いところへ走り去っていく足音を体感できます。
この当時、この部屋に泊まった友達は、この現象に驚き、一晩中寝れなかったようです。
それでも、憧れの一人暮らし!喜びで、そんな怖さは、どこかへ吹き飛んでいました。
一人暮らしの怖い体験談「独身時代編:ボヤ騒ぎ」
毎晩続く、屋根裏に住みつく猫たちの大運動会の中・・・
夏の夜、寝苦しさもあり、水を飲もうと水道の蛇口に手を伸ばすと、大きなネズミがシンクを走り回っていた!
さすがに驚き、後ずさりして、キッチンの窓を見ると、うっすらと赤くなっていたのです。
窓を開けるとゴミ捨て場が、赤い炎を出しながら燃えている。
この後、人生初めての119番に電話をしました。
(後にも先にも、今のところ119番の経験は、この1回だけ)
消防車が来るまで初期消火をして欲しいと、消防署の方にお願いされ、お風呂の水をバケツに入れて、人生初めての消火活動も経験することができました。
この時、近所付き合いは無かったのですが、同世代の青年も出てきて一緒に消火活動をしました。
その後、警察からの事情聴取を受けたのですが、どうもそ連続放火魔のようでした。
それでも、憧れの一人暮らし!喜びで、そんな怖さは、どこかへ吹き飛んでいました。
一人暮らしの怖い体験談「独身時代編:変死体」
隣近所の付き合いは、あまり無かったので、協力して消火活動をした青年と喜びあったのを覚えています。
そして近所付き合いが始まると思いきや、この青年が、後日、変死体で発見されたようでした。
(なぜ変死体で発見されたのか?詳しい情報を知る事はできませんでした)
ここまでくると、さすがに当時の友達からは、「このアパート、何かあるよ!引っ越した方がいいよ!」と何度も言われていたのを覚えてます。
しかし、私には、それでも憧れの一人暮らしの「御殿」に見えていて、そんなに、気にかけることなく、そのまま2年暮らすのでした。
一人暮らしの怖い体験談「単身赴任パパ時代」
今となると、なんであんなアパートに好んで住んでいたのか?不思議に思えるのですが、やはり、あの時は、とにかく一人暮らしに憧れていたんだと思います。
そして現在、単身赴任生活の拠点として選んだ物件は、新築物件!隣近所の防音もしっかりしていて、コウモリ屋敷のアパートと比較すると、静かな夜を過ごすことができます。
しかし、そんなある日、いきなり大きな音が寝静まった真夜中に、おきたのです!
『ガシャーン!』
思わずオジサンにはありえない程の、かん高い声を出してしまった
『きゃー!!!』。
ゆっくりと、部屋の明かりを付けると、蛍光灯のカバーが外れ、落ちて来たのです。
また落ちた衝撃も強く、蛍光灯のカバーは、床で粉々に!
すぐに原因は判明!
確か、天井が高く、いい加減に取り付けてしまった記憶もあり、おそらくそれが原因とすぐに分かりました。
しかし、原因は分かってはいるものの、その日を境に、しばらく、部屋の明かりを消して寝ることができなくなってしまいました。
単身赴任者が一人暮らしを、怖がる理由とは
コウモリの襲来、屋根裏の猫たち、シンクのネズミ、ボヤ騒ぎ、変死体・・・
次から次へと、怖い体験をした、独身時代の、憧れの一人暮らし。
友達に引越しを勧められても、2年間住み続けた怖いもの知らずの私。
なのに、単身赴任では、新築物件での一人暮らしにも関わらず、夜が怖いんです。
なぜなら・・・
家族の温かみを経験すると、ひとりが無性に怖く、不安な気持ちなるのかもしれません。
あれほど、憧れていた一人暮らし・・・
怖く、寂しくてたまりません。
せめて、今のアパートで、コウモリが出てこない事を祈るばかりです(-"-)。
最後に
いかがでしたか?
今回は、「一人暮らしの怖い体験談。単身赴任パパは真夜中が怖く感じる理由とは」について、実際に起きた体験談をご紹介してまいりました。
一人暮らしを憧れる人は別として、様々な理由で、一人暮らしを強いられる人は多く存在します。
ちなみに、私の母は、2年前旦那を亡くし、現在、一人暮らし。
そんな母が言うのです。
「みんな一人暮らしになっちゃったね~」
単身赴任パパとしては、回避できる「望まない一人暮らし」は無くしていきたいと決意が深まる今日この頃です。
あなたは、どう思いますか?
こちらの「二重生活のトラップ」の記事もおすすめです。
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子育てパパの単身赴任ブログ
著者:さきパパ(市川毅)
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