子育てパパの単身赴任ブログ運営者の市川です!
あなたが子育て真っ最中の親であれば、「10歳の壁」という言葉を、1度でも聞いたことはありますよね?
気付けば、私の単身赴任期間中に、娘も、小学4年生の10歳になった。
今回は、小学4年生で言われている「10歳の壁」について、体験談を交えてご紹介します。
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目次
パパの帰省を純粋に喜ぶ小学4年生の娘。まさに「10歳の壁」
パパの帰省を、純粋に喜ぶ娘の姿は、単身赴任で帰省する「パワーの源」と言っても過言ではない。


妻にも言われた
ここまで娘に好かれるパパなんて、そうそう、いないんじゃない!ある意味すごいよ!

でも、続けて妻が、こう言った
でもね、女の子は年頃になると、パパを嫌う時期が来るので、落ち込まないでね!

まさしく、小学4年生、「10歳の壁」の事である。
パパを嫌う遺伝子「HLA遺伝子」
確か生物学的に、娘はパパを嫌う遺伝子が組み込まれていると聞いたことがある。
だから年頃になると、娘はパパを臭く感じ、遠ざけるのだそうだ。
まあ、少し悲しいけど、嫌われるのも成長の1つとして受け止めよう!
このHLAは恋愛に関わる白血球型抗原であり、ヒトの嗅覚によって感じられる感覚でもある。
それは、特に女性に深く関わっており、男性が流す汗を心地よいと感じるヒトと、汗くさいと感じるのはこのフェロモンの匂いの感情に関係している。
思春期に父親が汗くさい(オヤジ臭い)と嫌われるのは、このHLAが非常に近いからである。
両親から半分ずつ受け取り、このHLA配列が非常に似ているので、父親の汗くさい匂いを「臭い」と感じるのです。
引用元:五感プロデュース研究所!「思春期の娘に父親が嫌われる理由!(親子愛)」
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小学4年生の娘の10歳の壁「大人の発言」
そんな「10歳の壁」を迎える娘に、こう言われた。
いつか、あまり帰って来なくなっちゃうんでしょ?



もちろん、「いま娘が小さいから、頻繁に帰省している」なんて、私は娘に説明をしたことはありません。
そして、自問自答しても、来年以降、帰省の頻度が落ちてくるとは思えない。
もしや、「娘は未来が見通せるのか?」
でも大人が考えるような事を、娘に考えさせてしまった事に、少し申し訳なさを感じました。
(これが10歳の壁を超えた子供の考えなのか?)
そして娘の顔つきは無表情・・・、単身赴任中に、また少し大人びたように見えた。

娘を、いつもよりも強く抱き寄せた。すると安心したのか、ニコッと笑い、子どもの顔に戻っていた。
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小学4年生の新たな「10歳の壁」
「10歳の壁」とは、このような、子供の心の成長過程における様々な壁のことを指して言うのが一般的でした。
ところが最近の「10歳の壁」「小4の壁」は、少々意味合いが変わってきています。
従来、「10歳の壁」として捉えられてきた内面的成長に対するバランスの悪さ。
それに加えてこの20年間で授業時間が削減され、学習内容も優しくなっているにもかかわらず、勉強についていけなくなる児童が急激に増加。
それがより顕著に表れたのが9歳~10歳、つまり小学4年生前後だったために、「小4の壁」と表されるようになりました。
引用元:All About「10歳の壁」「小4の壁」って? 子どもが成長するとき
確かに、この事は、娘を見ていると感じます。
昔、私が小学生だった頃(昭和50年前半)、習い事と言えば、お稽古事がほとんど!ピアノや野球、習字などなど。
ちなみに私は剣道を近所の庭でやっていました。
おそらく学習塾に通っていた友達もいたとは思うのですが、圧倒的に少数派だったと思います。
それでも、小学校では全員授業に付いて来ていたような感覚です。
確か、小学校の指導でも授業内容を、生徒のほとんどが理解したら先に進むのが小学校だったように感じます。
小学校の授業時間の推移
下記の図からも、我々が小学生だった頃と比較しても、授業数は大きく削減されてきた時代の流れがあるようだ。
しかし今後、学習指導要領は2020年に大きく改定されるらしいです。
小中学校の次期学習指導要領は2020年度以降に全面実施されるが、18年度からの移行期間に学校の判断で先行実施できるほか、文部科学省が前倒しを求める最低限の内容が告示され、全児童・生徒が学ぶことになる見通しだ。現場の負担増を不安視する教員は多い。
引用元:時事通信社【図解・行政】学習指導要領改定案・小学校授業時間数の推移(2017年2月)
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「10歳の壁」を迎える小学4年生の娘と、ワンオペ育児
現在、我が家は、パパ不在の単身赴任家族。
残された家族・・・、妻と娘は、何も言わないが、たぶん、いろいろあるのだと思う。
甘えられる存在(パパ)がいないと、娘も少し大人になるのが早くなるような気がします。
単身赴任中でも、パパ(親)がいなくても子どもは育つ!
しかし、何もしなくても、子どもは育っているのではない。
そこには、無意識の「妻の努力(ワンオペ育児)や、子どもの我慢」があるのかもしれません。
辛いのは、寂しいのは、単身赴任中のパパだけじゃない事を、忘れてはいけない。
小学4年生「10の壁」は2分の1成人式でもある
ここで、ちょっと大人になった娘の文章を紹介します。
2分の1成人式で親に向けたお手紙です。
お母さん・お父さんへ10年間、今までありがとう。
私は、もう子供じゃないよ!
ちょっと成長した子供だよ。
その成長した子供になれたのは、今までの10年間の支えがあったからだよ。
これからもっと大人になっていくと思うから
その大人になった時は、たぶん今の私じゃないから
ちょっと成長した私でもまだ大人になるには時間がかかる。
これからもお母さんの応援が必要。
どうかお願いします。
素敵な大人になりますから
娘なりに、「10歳の壁」を超えようとしているようです。
最後に
いかがでしたか?
今回は【4年生の「10歳の壁」。単身赴任でも純粋に育つパパっ子の娘!】についてご紹介してまいりました。
単身赴任という環境下では、「10歳の壁」を含め、子供の様々な成長過程を、中途半端な形で接することになります。
その上で、あなたはどのように子育てに向き合うのか?
少し考える機会になれば幸いです。
こちらの「ワンオペ育児」の記事もおすすめです。
>>単身赴任でワンオペ育児になって分かったこと。夫の家事への貢献度
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子育てパパの単身赴任ブログ
著者:さきパパ(市川毅)
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