子育てパパの単身赴任ブログ運営者の市川です!
単身赴任が始まって、早いもので2年が過ぎてしまいました。
そして、この2年で私は何を得て、何を失ったのだろう・・・
今回は、あなたが、単身赴任生活の中で、知らず知らずのうちに、色々なものを失っていることに気付いて欲しいメッセージです。
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NHKドラマ「八日目の蝉」のセリフに「子供の成長」を想う
皆さんは、映画「八日目の蝉」をご存知ですか?
2011年に永作博美さんが主演で、小豆島を舞台に、誘拐した子供を連れて5年間逃亡する女性の物語で、かなりの話題作です。
この八日目の蝉の映画化になる前の年、NHKで連続ドラマ全6話で放送していたのはご存知でしょうか?
主演は元タカラジェンヌ(檀れいさん)による八日目の蝉でした。
そして、なぜかこの昔のドラマの1つのセリフが、単身赴任生活を送る中で、頭から離れなくなっているのです。
そのセリフとは・・・、
最終回、子供と一緒に逃亡する女性が捕まり、裁判の法廷で、裁判官が言うのです。
「実の親(夫婦)に向けて謝罪の言葉はありますか?」
すると、この女性が話した言葉なんです。
5年間、子育てと言う喜びを味わせていただいた事、
お二人に深く感謝したい気持ちです。
誘拐した子供と過ごした「5年間の子育て」への感謝の気持ちであったのです。
この後、この言葉に実の母親は、泣き叫ぶシーンが続きます。
つまり、子供は帰ってきたが、この大切な5年間という子育ての時間は二度と戻って来ないことに、実の母親は、その時、初めて気付いたのです。
そして、最近、このセリフが、何の前触れもなく、思いだすようになり、頭の中から離れないのです。
たかだか、テレビドラマなのに・・・考え込んでしまいます。
「私も、二度と戻って来ない、子供の成長を、たくさん見落としているんだろうな~」
単身赴任から見る子供の成長は「コマ送り」
単身赴任3年目!毎週帰省したい気持ちは変わりませんが、先立つお金もあり、なかなか毎週と言う訳にはいかず・・・、
実は最近は隔週(月2回)の帰省が定着しつつあります。
娘も、来週帰省してこないことが分かると、少し戸惑った様子を見せるのですが、すぐに笑顔を見せてきます。
そんな娘も今年で小学校5年生になった。
単身赴任が始まった当初、不安げな娘の顔も、すっかり、たくましくなりました。
そんな娘の健康診断表を見ると、毎年8㎝前後は身重が伸びているのが分かります。
一緒に暮らしていれば、かえって、このような成長に気づくことも少ないです。(徐々に大きくなるため)
一方、単身赴任で隔週で娘に会うと、2週間前の娘と、どことなく雰囲気が変わったことを感じる取ることができるのです。
つまり、単身赴任から見る子供の成長は、まさに「コマ送り」なんです。
実質は、子供と会えてない期間は10日程ではあるのですが、その間にある10日分の子供の成長を飛ばして、コマ送りで見ている感じなんです。
もう一度、言いますよ!
「早送り」ではなく、「コマ送り」です。
つまり、コマ送りは、気付きにくいですが「コマ落ち」しているんですよね。
何がコマ落ちしているのかと言うと、「子供の成長」そのものなんです。
八日目の蝉のセリフが、頭から離れない原因は・・・、
二度と戻ってこない「子育てという喜び」を、コマ落ちという形で失っていることを、単身赴任の今、強く実感しているためなんです。
いつの日か、この単身赴任が終わった時、コマ落ちしてしまった子育ての喜びの大きさに気づき、ドラマのように、私も泣き叫ぶのでしょうか?
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最後に
いかがでしたか?
今回は「単身赴任で子供の成長を見落としてませんか?子育ての喜びを失うこと」についてご紹介してまいりました。
子供の成長は、親にとっても嬉しいこと。
しかし、単身赴任で、子供の成長を追えていない環境だと、親として不安になる時があります。
だから、もし・・・、
あなたが、お子様と一緒に暮らしているのであれば、コマ落ちしないよう、子供の成長を、しっかりと見てあげてください。
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子育てパパの単身赴任ブログ
著者:さきパパ(市川毅)
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