子育てパパの単身赴任ブログ運営者の市川です!
「いまの若者は、なってないな~」っと、1度でも思ったことは、みなさんありますよね?
古代の象形文字からも同様の内容が書かれた遺跡が発掘されているくらいです。
つまり、いつの時代も、年上からは年下が「いまの若者はなってないな~」と見える存在なのかもしれません。
ただ、そんな感覚も、そろそろ終わりにしなければいけない時代がやってきているのかもしれません。
今回は、地域のパパ友(年下)との飲み会エピソード。
「いまの若者は、すごいな~」と思わされたお話です。
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ひと世代、年下のパパ達からの学び
私は、娘がまだ1歳の頃から、地域のパパ達を集め、父親学級を主催しています。
この活動(川崎パパ塾)も今年で8年目を迎えてました。そして一緒に活動する仲間や、講座の受講生も、気づけば自分よりもかなり年下になってきています。
8年前、イクメンを気どっていた私でしたが、今のパパにとって、子育ては、結構あたり前になってきており、逆に彼らに学ぶことの方が多くなってきました。
そんな世代を超えた、年下のパパ達と、仕事ではなく、パパという立場で交流できるのも、この活動の醍醐味なのです。
ライフシフトする年下のパパ達
いつものように父親向け講座も終了し、放課後と称したパパ同士での懇親会での出来事。
ちょーど、私の前に、私よりも10歳若いパパが座った。
彼曰く、昨年プライベートで色々とあり、心機一転、ライフシフト(独立)したとのこと。
単身赴任中の私にとっては、憧れの独立、起業、個人事業主の言葉が、宴の席を飛び交います。
そして気づいたことは、彼らは、私よりも、ライフシフト(転職、独立、起業)へのハードルを、かなり低く見ていることに驚いたのです。
そしてさらに驚いたのは、テーブルを囲っていた私以外のパパ達(4名)は全員、転職や起業などの経験者だったのです。
しかも私よりも、かなり年下のパパ達4人なのです。
つまり私だけが入社以来、1つの会社に勤めているパパであり、なんとなくではありますが、人生経験が浅い、『長老』といった形で、ひとり恥ずかしくもなっていました。
就職氷河期を経験したの年下のパパ達
私が就職した年はバブル絶頂期です。
その後、バブルがはじけ、就職氷河期へと時代は流れていきました。
まさに年下の彼らは、その就職氷河期を経験したパパ達です。
つまりライフシフト(転職や独立)へのハードルが低いのではなく、もっとハードルが高かった就職氷河期などを含めた「高いハードル」を乗り越えてきた『つわもの達』なのです。
年下のパパ達からの学び
そして彼らには、共通した『仕事に対する“志し”』があったのです。
それは、その仕事をするのに、それなり理由が存在し、しっかりとした『使命感』を持っていたということ。
仕事をする上で、使命感を持って働くなど、本来、あたり前の話なのかもしれません。
そんな、あたり前を年下から、改めて学ぶことになるとは、若い時は想像すらしなかった事でした。
そして、自分には乗り越えられていない、いくつものハードルを乗り越えた、年下の彼らの言葉には、「重さ」さえ感じてしまったのです。
これからは、「年下だから」というハードルを外す時期なのかもしれません。
あなたも、知らず知らずのうちに、どこかで拒否していた「年下からの学び」
そんな意味の無いプライドは脱ぎ捨てていきましょう。
海岸で暮らすサルの集団も、年下から学ばない
最後に、こんなエピソードをひとつ・・・、
海岸で暮らすサルの集団のお話です。・・・
ある海岸で暮らす、このサルの集団に、研究者が「芋」を与えたところ、1匹のサルが海水に浸すと、塩気が付き美味しくなるのを発見しました。
すると、群れ全体に、「芋を塩水に浸す行動」が広がった研究結果をご存知ですか?
(結構、有名?)
実は、この研究結果には続きがあります。
なんと、一見、広がったように見えた、この習慣(芋を海水に浸して食べる行動)は、群れの一部の集団には、広がらなかったのをご存知ですか?
この一部の集団こそ、最初に芋を海水に浸したサルよりも、年上のサル達なのです。
元来、生物は年下から学ぶことを拒否する傾向があるのかもしれません。
しかし、その壁を崩すことで、美味しい塩味の芋が食べられるチャンスが広がるのです。
このエピソードから分かることは、
我々はもっと若者達からも学んでいくべき!という事なのです。
最後に
いかがでしたか?
今回は「年下から学ぶ抵抗感(壁)を無くしたら、新たな世界が見えてくる」についてご紹介しました。
これでも、あなたは「いまの若者はなってないよな~」って、まだ、言いますか?
年下からの学び、明日から、ぜひ始めてみましょう。
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子育てパパの単身赴任ブログ
著者:さきパパ(市川毅)
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