子育てパパの単身赴任ブログ運営者の市川です!
あなたは写真撮影の際、あたり前ですが、カメラのファインダーを覗きますよね?
最近のカメラはファインダーではなく液晶画面が多いと思いますが、その場合でも液晶画面を見てて撮影してますよね?
ちなみに・・・、
お子様や家族のお写真は、ファインダーを覗いていたら、ほとんどの場合シャッターチャンスを逃してますよ。
今回は、お子様や、ご家族を撮影する際に、最適な撮影方法「ノーファインダー撮影」をご紹介いたします。
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目次
西部劇の、早撃ち方法(敵を逃さないノーファインダー)
西部劇の見せ場で、2人のガンマンが、後ろ向きに数歩、歩いた後、向かい合って撃ち合いをするシーンを見たことはありますよね?
ピストルを取りだすと、あっと言う間に、腰元で引き金を引いて撃ち合うシーンです!
早撃ち方法(ピストルを覗かない)
通常であれば、照準を合わせるため、ピストルを顔の前に持っていき目標物に狙いを定めます。
ピストルの上には照準を合わせる目印(照準器)があり、目標物を合わせます。
しかし、西部劇の早撃ちでは、こんな流ちょうな作業をしていたら、あっと言う間に撃たれてしまいます。
よって、腰元にぶる下げたガンケースからピストルを取り出した瞬間、腰元で狙いを定め撃つのです。
早撃ちのデメリット
ただし、この狙い方では、ピストルの照準器を直接見て合わせているわけではないため、正確性に欠けます。
なので、照準器を使うことなく、感覚だけで狙いを定める練習を積み重ねる必要があるのです。
ちょっと物騒な話から始めてしまいました(^^;。
今回、ご紹介するノーファインダー撮影は、この西部劇の撃ち合いの方法を、カメラに応用した撮影方法なんです。
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シャッターチャンスを逃さない『ノーファインダー撮影』
西部劇での撃ち合いでご紹介した、照準器を使わず狙いを定める方法を、カメラ撮影に応用すると、ノーファインダー撮影という撮影方法になります
ノーファインダー(和製英語)=カメラのファインダーを覗かず撮影すること
ノーファインダー撮影の4つのメリット
一見、「雑」な撮影方法に聞こえてしまいますが、4つのメリットがノーファインダー撮影にはあるんです。
それでは、ひとつづつ紹介します
- 撮影にかかる時間が最小限に抑えられるため、シャッターチャンスを逃さない
※カメラを顔の前に持ち上げる⇒ファインダーを覗く⇒構図を考える⇒シャッターを押す。といった一連の動作にかかる時間をカットできる。 - 自分の撮影の癖(構図)に捉われず、斬新な写真が撮影が可能
※構図の癖:いつも人物(対象物)を中心に置いてしまうなど - 手が届く範囲の、あらゆるアングル(見慣れないアングル)撮影が可能
※地面すれすれから、2メートル以上の高さまで撮影可能。通常の目線ではなく、見慣れないアングルとなるため、新鮮に感じる写真が撮影可能です。 - カメラを構えないので、相手の自然な表情の撮影が可能
※撮影する雰囲気・緊張感を出さずに、ノーファインダー状態で自然にシャッターを押します。
特にお子様は、自然な表情が撮影できるので適しています。
ノーファインダー撮影の実例紹介
①シャッターチャンスを逃さない
この写真は、娘が5歳の夏、顔に水を付けるのが苦手だった娘が、『パパ!私ね、顔を水に付けることができるんだよ!』と言うと、いきなり水に潜った瞬間!
ノーファインダー撮影は、その瞬間を逃しませんでした。
②自分の撮影の癖(構図)に捉われず、斬新な写真が撮影が可能
カメラを床に置きながら、ノーファインダーで撮影!
この構図は偶然の産物。
囲炉裏の暖かさに、しばし休憩の親子、自然な表情を撮影できました。
③手が届く範囲の、あらゆるアングル(見慣れないアングル)撮影が可能
保育園の時の運動会の1コマ!
ローアングルに構えていたその時、娘が決めポーズ!
思わず、妻が大笑いした瞬間を逃さずノーファインダー撮影!
とにかく青空が綺麗だった運動会の想い出です。
私の視野では、妻の姿は、娘に隠れていて見えませんでした。
④カメラを構えないので、相手の自然な表情の撮影が可能
こちらの写真は、ピクニック中、娘の写真を撮影した写真です。
問題:「娘は何を見て、微笑んでいると思いますか?」
答え:「娘は、パパ(私)を見て、微笑んでいます」
つまり、私は娘と楽しいお話で会話中、こっそり横からノーファインダー撮影。
より自然な表情が撮影できました。
ノーファインダー撮影のポイント
そして、ノーファインダー撮影のポイントは・・・、
「たくさん撮る」です。
ノーファインダー撮影はデメリットは、失敗写真が多くなります。
- 被写体が見切れてる。
- そもそも被写体が映っていない!
- ピントがズレている
ひと昔、前のフイルムカメラでは考えられなかったことでもありますが、デジタルカメラは連写でたくさん撮ることできます。
下手な鉄砲も、数撃ちゃ当たる!の理論でたくさん撮りましょう!
その中に奇跡の1枚が含まれているかもしれませんよ。
そして撮影が終わっても、お子様との大切な時間を、そのまま継続させてあげましょう。
ノーファインダー撮影のメリットは、さりげなく撮れることなのです。
最後に
ノーファインダー撮影、いかがでしたしょうか?
今回は「ノーファインダー撮影の4つのメリット大公開!これでチャンスは逃さない」を紹介いたしました。
このノーファインダー撮影は、素敵な写真が少しだけ増えると思います。
あなたの子育て奮闘記の1ページを飾る素敵なお写真が撮れることを祈っています。
こちらの「ノーファインダー撮影を活かせるレンズ紹介」の記事もおすすめです。
>>超広角レンズの撮り方!まるでプロカメラマン!簡単迫力ある家族写真
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