働き方

送別会を辞退する先輩に思う

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送別会を辞退する人達

仲の良い先輩からメールが届いた
「定年退職に伴う送別会は、辞退させていただきます」

私の職場は公平を保つため、幹事が持ち回りで回ってくる。たまたま次回は私が幹事で、先輩からメールが届いたのだ。

時は20年以上前、私が、まだ営業マン駆け出しの頃、職場の上司の定年退職で送別会を企画していたが、その方から言われた言葉が、今でも良く覚えています。
『もう・・・勘弁してくれ』

つまり、送別会は勘弁してくれ!そっとして欲しい!という意味である。
当時は、このような発言をする方は珍しく、戸惑ったのを覚えています。

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送別会辞退の『傾向』

私の勝手な分析ではありますが、定年退職に関わらず、送別会辞退をされる方は、年々増加傾向にあるように感じます。
そして彼らの特徴は・・・
不本意な働き方をしている人、
十分に働く事ができず、不満や不安を持っている人、
が多いような気がします。

私は、先輩に返信メールを書いた

それは、なんか寂しいですね~
とは言え、そのお気持ち、すごく分かります。
(おそらく自分の最終日も、そうなのかな?と思うため)

でも・・・
私が、幹事になっていたのも何かのご縁です。
素敵な最後を飾れるよう、少し考えてみます。
(もちろん○○さんの嫌がる内容は避けます)

送別会辞退の『心理』

ハッとした。
いつからなのだろうか?自分も、不本意な働き方をしている人、十分に働く事ができず、不満や不安を持っている人になっている。
つまり、先輩の気持ち(送別会を断る気持ち)が良く分かるのである。

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だから無性に先輩へ、何かしてあげたくなった。30年以上、勤め上げた会社を退職するのに、先輩が希望するように、何も無しでは、それはそれで虚し過ぎる。
もし私が本当に共感できているのであれば・・・、と自分を振り返った。

おそらく送別会辞退の心理は、強がりではなく本心、強引に送別会を開催しても、その先輩の為にならず、むしろ幹事と、その周りの方達の自己満足の為の送別会になってしまいます。

長年働いてきた方への見送り方は、1通りではありません。それこそ見送られる人に合わせた多様性が、今、必要になってきたのかもしれません。

そして、今一度、周囲の方達も、型にはまった送別会の慣習を見直す時期になっているのかもしれません。

多様性を踏まえた、定年最終日の送り出し方

この先輩の特徴は、飲みに行くことが嫌いな人ではなく、むしろ好きな方。いままで何度か、この先輩と飲みにも行っています。
そこで考えたプランは、こじんまりではあるが、気のあった内輪だけの飲み会(いつものメンバー)と、ちょっとした選別品を渡すことにした。

そして最終日には大きな花束を渡すことを企画。この花束は本人に向けてでもあるが、先輩を長年サポートしてきた奥様に向けた物でもある。

30年以上勤め上げた会社の最終日、先輩を手ぶらで帰らせてしまったら、奥様はどのように感じるのかを考えたのである。

単身赴任になって、色々な人に共感できるようになった

不本意な働き方をしている人、
十分に働く事ができず、不満や不安を持っている人は年々増加していると思う

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しかし、彼らは決して不真面に働いていた訳ではない
年功序列の崩壊、左遷、単身赴任など色々な事情が複雑に絡み合い、迷いながら働いている人達がいます。

単身赴任になる前は、考えたこともなかった、この心理。
共感できる自分になったことを、ひとつの成長と考えたい。

あなたの周りで、次回、送別会の辞退を希望される方がいたら、一歩その方のそばに寄り添ってみてください。その方にとって、最高の送り出しをできるのは、あなただけかもしれません。

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子育てパパの単身赴任
著者:単身赴任の妻
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