体験談

単身赴任の体験談17:妻の家出、残されたパパと娘は?

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ママの家出

まだ、辺りが薄暗い朝、時刻は午前4時30分、電話が鳴った。
ちょうど1年前、父が亡くなった時も、こんな時間に電話が鳴ったのを思い出し、不吉な気持ちを抑えながらスマホを握った。

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娘からである。
電話に出ると、目を真っ赤にしながら、ワンワンと泣く娘。

サキ
いま起きたら、ママがいないの!

嗚咽が止まらぬまま、興奮して喋り続ける娘。

さきパパ
え?トイレなんじゃないの?

パパに電話するまでに、トイレを含め、色々と探したことを説明する娘。
最悪なケースを想定し、ベランダの下を見るように言おうとしましたが、第一発見者が娘にはしたくないと、瞬間的に思い、他の部屋を再度、探させました。

まさに、早朝に起きた、“蒸発事件”です。
泣きじゃくる娘をなだめ、ひとまずテレビ電話を繋げたままにしました。
こういう時、片道390㌔離れて暮らす単身赴任パパは、駆けつけることが出来ない。もどかしさが残ります。

 

妻のいない生活を娘と考える

■30分経過
ママが、どこに行く可能性があるのか?娘が思いつく限りを話していたが、30分もすると、ネタが切れ、静まり返る。

■60分経過
早朝、多少、寝ぼけているせいもあったのか?
なぜか、妻はこのまま蒸発し、現れない事を想定した話に切り替わっていた。
まず、娘に、パパの単身赴任先に来れるのか?聞いてみたり・・・
いや、一旦おばあちゃんの家で預かってもらった方が良いのか・・・
どちらにせよ、今の学校は転校になる確率が高いよ・・・
それとも、いい機会なので、パパが会社を辞めて帰ろうか・・・

■90分経過
電話の向こうで、「ピンポーン!」と玄関のチャイムが鳴った!
「ママかも!」と言って電話を放り投げ、娘は玄関に走っていった。
電話の向こうでは、娘の鳴き声と、ママが誤っている声が聞こえてきた。

後で妻に理由を聞くと、あまりにも清々しい朝だったので、単純に散歩をしたくなっただけとのこと・・・
パパからの厳重注意で、超長電話が終了しました。

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肯定的に考える

寝ぼけてはいましたが、
逆に考えると・・・
『妻がいなくなったら!』を真剣に娘と語り合う。という貴重な体験でした。そして、妻の存在の大きさを、改めて噛みしめる経験となったのは言うまでもありません。

単身赴任パパの皆様へ
明日、奥様が、突然いなくなったら!一度真剣に考えてみてはいかがでしょうか?
奥様あっての今の生活が送れていることに、改めて気が付くと思います。

後日談

パパからの厳重注意もあり、妻も、事の重大さに気づいたようで、深く深く反省していました。そして、二度と黙って外出しないことを条件に、この件は、家族だけの秘密にしよう!と決めたのですが・・・

後日、娘は「ママが、いなくなった!」という作文で、特別賞を貰って、ご満悦で帰ってきました。妻も、これには参ったと!降参していました。
あ!このブログにも書いてしまった!(^^;

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子育てパパの単身赴任
著者:さきパパ(市川毅)
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